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竹久夢二やその時代の文学に代表されるような、「大正ロマン」と言ったような雰囲気がとても好きだ。
やれ、「モボ」だの「モガ」だの、とにかくそういった世界観が出ている物っていいなぁ〜 と思う。
そこでタイトルにもなってる銀座カリーの箱の裏に書いてある小話を今日は紹介したい。 ていうか個人的に「銀座カリーデータベース」としてアップしておきたい。w
この独特の世界観とセリフ回し・・・。
 味もラベルもセンスよい。    こいくち。 
 
『 君、ライスカリーは銀座に限るよとの某君の言(げん)にて、
細君共々評判(ひゃうばん)の洋食屋(やうしょくや)にやって来た。
ウエイタア氏の捧げ持ち来る一ト皿を、銀の匙にて口に運べば、
成程、華やかなることモダンガアルの如し。柔らかきこと柳並木の如し。
「ネ、また来ませうよ」と細君も若やぐ、あゝ憧れの銀座の香りであつた。』
 
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