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ネタに困ったらクーロンズゲートのガイドブック、
というのがこのブログのお決まりのパターンの様になってしまっているが、まぁ、今回もクーロンネタ。
でもクーロンズゲートを知らない人でも唸ってしまう様な言葉だと思う。
この本は10年も前に刊行されたものだけど、
今日のネット事情を予見、言い表しているかのようだ。

10年前と言えば僕が専門学校に通っていた時代。
「これからはインターネットと言う物が普及していくだろう」
っと、未来系で語られていた時代である。
(一部普及はしていましたが、一般的ではなかった。)

以下、公式ガイドブック抜粋。


妄想が宙を舞っている
多くの人が発信者とならなければならないような
強迫観念に追い詰められる状況によって、取るに足らない妄想までも、
無理矢理搾り出すようにネットワークに乗せる。

また、何かを喋っていなければ落ち着かないような人が、
会話の流れの本質を無視したまま、言葉だけを単に数珠繋ぎに放出する。

妄想が宙を舞うという状況は、実に今日的な状況とは言えないだろうか?

そうして流出した妄想と言葉は、
無防備な意識を侵食する。

押し寄せる妄想と言葉は、邪気と同等の危険性を孕む       


2011-12-6更新
3.11の東北自身のとき、聴覚障害者の人がtwitterのタイムラインを見ていて、
生まれて初めて「うるさい!」と言う感覚がわかったそうだ。


また、そんな状況にある時、人はどのように考え、行動したら良いのか?
次の様な言葉も見つけた。


一貫性の無さこそ、心の迷い、隙となる。
自分の嗜好や、思考の求める方向性を見つめた事の無い者、
状況に踊り、周囲に動かされる物、迷いすら感じずに迷う者。

隙だらけの心。

一貫性を持つ者は、その方向性に対する好き嫌いで対応できる。
だが、一貫性を持たない者は、好き嫌いを判ずることすらできない。

 

ー追記ー

取るに足らない妄想ね・・・。
今日、ほとんどの情報と言う物は、その「取るに足らない・・」っと言う物。
このブログに書かれている事もまた・・・。