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ちょっと訳あって三浦半島の先端まで行ってきた。
行ったのは4月13日。
結局一泊二日の旅となった。

しかし、思った通り何も無いなぁ・・・。三浦半島。   orz   もう少しがんばれ三浦半島!

それにしても、よく考えてみると湧き水をペットボトルに入れてゴクゴクと飲み干すというのは生まれて初めての経験だ。

普段ボーっとして生きていると湧き水を飲む機会なんてそんなに無い。

今回行った走水神社は名水が湧き出ているというので、
13日と14日と、わざわざ2回も行って飲んでみたのだけれど、
意外と凄く良かった。
やっぱおいしい水というのは本当においしいのだね。
気持ちの問題なのかと今まで思っていたけれど、そうじゃない。
マジうまい。

走水神社はその昔、景行天皇の御代、東征中の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が古代東海道をたどり走水から船で上総へ渡ろうとしたが、暴風雨に阻まれ立ち往生してしまい、このとき同行してきた弟橘姫(オトタチバナヒメ)がみずから入水して海神の怒りを鎮め、航海の安全を図ったという伝説にちなみ創建された古社。
日本武尊は航海に先立ち当地を「水走る」と称えたことから走水の地名が起こったという。また、日本武尊はわが身を犠牲にして海を鎮めてくれた弟橘姫を偲び御所ヶ崎に祭る一方、村人の敬慕に謝し冠を下賜されたといわれる。
そして村人はこの冠を石棺に納め、その上に社殿を建立して尊を祭ったのがはじまりとのこと。
なんだか日本的なロマンティシズムを感じるではないか。

そして名水の名所と知られているわけだが、
地元の人の話では、実は走水神社の近くにもう一箇所良い湧き水が出ている所があるそうなのだが、その湧き水は全て米軍の方に流してしまっているらしい。
地元の人もその水の恩恵にはあずかっていないのだそうで、
なんとも世知辛い話である。

観音崎といえばユーミンの歌の中にも出てくるそうで、
さぞかしそれっぽい雰囲気を醸し出した場所なのかなと思ってちょっと期待していたが、・・・。
悪くはないけど、やっぱり期待しすぎは禁物だ。
あくまでも漁師町といったところか・・。

あのあたりの海岸は独特の地形をしていて、
「ワタクシなどから見ると、ここは中生代の地層で・・・。」
と、宮澤賢治よろしく「イギリス海岸」などと、訳知り顔で命名したくもなった。

写真がまだ出来ていないが、あがってきたら追って掲載するかもしれないが、
ちとカメラの調子が悪くてうまく写らなかったと思われるので、
今日は拾ってきた走水神社の写真でご勘弁を・・・。

どういう訳があってそんな所に行ったのか、ということは、
・・・・。勘のいい人ならわかるよね。
わかんね〜かw