project_comedy、顧客が本当に必要だったもの

まずは他サイトに書いてあった引用から。

【引用】

「高信頼国」〜北米、ドイツ、日本
「低信頼国」〜イタリア、フランス、韓国、台湾

「高信頼国」→社会の構成員が慣習、宗教、強力な規範などを通してお互いを信頼しているため、商売をやる場合も相手を疑ってかかる必要がなく、スムーズに物事が進む。相手を最初から信頼することができる結果、心配したり、相手を調べたりするような「コスト」をかけずに仕事ができるので、経済発展に貢献する。
ドイツや日本の場合は「空気」が共通の規範となり、北米の場合は、法律や宗教などが共通の規範。
だから、ドイツや日本ではあまり物事を口に出さなくても、仕事が前に進む。

「低信頼国」→社会の構成員が、相手が血縁関係や友人でない限りは騙し合うことが多いため、安心して商売や日常生活を送れない、心配や確認作業などのコストが経済発展を妨げている。

【引用終わり】


元々はそうだった。
だのに最近は日本でも騙し合いが日常になっているらしい。
特にネット関係者や広告会社は酷い。

おそらく、道徳観の欠如した若い世代が立ち上げた広告会社などなのだろうと思うが、あの手この手で騙してくる。騙すのがデフォルトでやって来るから気を付けないといけなくなった今の日本には本当に失望するし、実際、上記の様にその注意にかかるコストは計り知れない。。

何とか騙し騙しアダルト広告を挿入させようとしてきたり、初めに約束した金額をわざと間違えたりとか日常茶飯事。

例えば100円として売ったものに対してワザと80円しか振り込まない。で、こちらも溜め息交じりに「またか・・・」と思いつつ「80円しか振り込まれていませんが・・・?」とメール等で指摘してはじめて「あ。うっかり間違えました!テヘペロ!(チェッ・・・バレたか・・・うるさい管理人め・・・。)」みたいなことが日常茶飯事。こちらがいちいち(それらの詐欺に)注意して、指摘しなければそのまま80円で済まそうという算段が相手のデフォ。なのでブログ辞めたいしもうウンザリ。

そもそも“広告会社”がメディア媒体に対して、やれPVだのCTRだのimps数だのを聞いてくる時点でおかしいと僕は思う。そしてそれだけ聞き出してバックれる業者が如何に多いことか。素人ならともかくプロならそんなものはそのサイトに聞かなくても調べればすぐにわかるはずだ。例えば僕は広告代理店ではないし、プロではないけれど、他サイトのアクセス数がどれくらいなのか?ということを大体調べることはできる。そういうことが大体示されているサイトは探せば沢山あるからだ。まして、プロならいくらでも有料の第三者機関による調べもできるだろう。現実に殆どのサイト側が、逆に広告会社を騙すべく偽りのアクセス数等をブログに掲載したり申告しているのがデフォみたいな状態になっているが、そういうことを“プロ”の広告会社は分かっているのだろうか?いわゆる新聞の押し紙問題の様相を呈しているのだ。

それに、アクセス数なんてものは広告成果的にあまりにもアテにならないものなんよ。
例えばいわゆるアンテナサイトやアンテナサイトに寵愛を受けているスパムみたいなサイトにいくら膨大なアクセス数があっても、本当にそのサイトを好きで見ている人なんて、はたしてどれくらい居るだろうか?みんな飛ばされて仕方がなく見ているだけだ。でも数字だけは凄い数字になるわけで。そういう欺瞞もある。

多くの広告会社は本当の意味での「アクセス数とは何か?」を理解していないように見受けられる。DQNに毛が生えたような、あるいは広告代理店ごっこ、ビジネスごっこで、下手をするとアパートの一室でやっている人間と、実際にHPを動かしている人間は違う。
実際、ちょっとトラブったらすぐにメールアドレスと住所と社名をほんの少しだけ変えてまた同じように初めからメールを送り付けて来た業者も居た。ただ、誤解のないように言っておくが、身元がしっかりしているような、たいそう立派な肩書の会社でも、それだけでは同じようにアテにはならない。よくフレッツ光の回線を押し付けてくるような業者が居るでしょう!?奴ら最初は「NTTの者です。ドヤ!」なんて言うんだぜ。よくよく聞けばただの取り付け代理店だ。しかも問題大有りの。
広告代理店もそう。「ウチはアメリカに本社を置く大手広告代理店で、CNNやABCに広告を卸しています!」なんてたいそう立派な触書の会社がその後トンズラしたこともあった。

このアクセス数の水増しの問題については、ここではとても語りつくせないほど大きな問題であり欺瞞なので割愛する。それにこのアクセス数の水増し問題は実はそのサーバー自体が社運をかけて会社ぐるみでやっていることなので、既得権益に関わる大きな欺瞞であり、あまり口出しすると身のためにならないと思うので詳しくは言わないが、興味のある人のために、あるいはプロの広告代理店のために、いくつかリンクを貼っておく。ウチみたいな弱小が言うと怖いので、超大手ブログ様などにこの件は譲る。

あなたのブログのアクセス数は本物?使っているblogの嘘を見抜く!

アメブロでアクセス数アップネタを商売しいている人が気の毒すぎる件


この問題についてはかつて「なんでも評点」のミッキーさんがさんざん戦った問題とも同系統の問題だし、そして2ちゃんねるの西村ひろゆき氏が2ちゃんねるのトップページに、当時livedoor社の広報だった乙部さんのブログをifreamで表示するなどして一石を投じた問題だ。少なくとも「プロ」であるはずの広告会社はそれくらい分かっていてしかるべきだろう。じゃなきゃお前は「何屋だよ!?」っていう話。要するにそれは「飯がまずい飯屋」、「道を知らないタクシードライバー」、「魚に詳しくない魚屋」、「その業界に疎い専門家」みたいなもんだ。アマチュアだそんなものは。だから広告代理店が媒体主にPVとか聞いてくる時点でそれは怠慢だと僕は思うね。あくまでも確認程度ならまだしもだ。スケベ心なのか、ad系の広告会社ですらPV等について聞いてくることがある。adは実際にクリックされた数、言うなれば「出来高制」だから、尚更相手のPVなど聞く必要はないはずだ。

ちなみに、僕が思うには、
現在ではlivedoorblogはそれほど大きくアクセスを盛っていないと思う。
他のブログサービス会社などに比べれば最も良心的といえる。
それでも少しは盛っているが。

酷いのは雨風呂、FC弐、そして何故かACRというCGIの会社の灰汁セス懐石。
(というか乱暴な言い方してしまえば僕は雨風呂やFC弐やそれ以外の所でブログやってる奴ってそれだけで情弱だと思うけどな。しょっちゅうサーバー落ちてんじゃん。で、逆に最情強は自社サーバー、次情強は連鎖場WP、その次がlivedoorblog、だと思う。MTは情強だと思わない。あれはマニア向けだと思うし、その開発をしていた人と僕はかつて揉めたことがあるという話は以前少し別記事で書いた。これは僕が彼のブログにzenbackを導入しない理由の一つでもある。)
外付けのCGIについてはそのサイトの管理人が灰汁セス水増し目的に改変できるらしい。例えばそのアクセスを計測するpingみたいなものをサイトに複数埋め込むとかだと思う。
だから実際のアクセスの10倍とかを平気で表示しているまとめ系サイトは多い。
んで広告会社はそれにまんまと騙されているのだろうか?
一般の視聴者に人気サイトであると思わせるためにそういったチートが行われ、そして実際に一般の視聴者だけが騙されている・・・というだけならまだしも良いが、そういう欺瞞によって“プロの”広告会社や他の人気サイトの管理人が騙されているのであればこれは大げさに言えば犯罪だと思うし、そういう欺瞞はあると思う。

実際、1日のアクセスが10万〜100万と表示しているサイトと相互リンクを組み、
実際にそのサイトのヘッダーに自サイトの記事の新着RSSが貼られているにもかかわらず、そのサイトからの逆アクセスが1日10アクセス前後…なんてことはザラだ。
本当にそれだけのアクセスがあったらそんなわけねージャン。

ちなみに、自分自身が、なるべく正しいアクセス数を把握するために、限りなく正確な値を出すためにはどうしたら良いか?ということで言えば、僕が思うには、Google Analyticsか忍者アクセス解析を使うのが良いと思う。
何故かというと、これらの会社が提供するこれらのCGIは、その会社が提供するブログサービスを使っているのでもない限り、アクセスを盛る必要がないからだ。
故に上記の2つのアクセス解析は他のものと比べて最もシビアに少ない数字を見積り表示する。

話を広告会社の欺瞞に戻して…、

んで、一応、ビジネスとしてやっているというか、たとえ少額でもお金が発生している事は事実だろうに、平気で“音信不通”とかになるんよ。(というか返事しない・・という状態。)“音信不通”って・・・!学生のデートの予約じゃねえんだからさ、ガキの使いじゃねえなら仮に契約不成立でもその断りのメールくらいできるだろ!ビジネスとしてさ。まったくロクでもねえ。

少し話は変わるけど、TVの受信料だってそうじゃないか。

日本も今や“正直者が馬鹿を見る”みたいな風潮を凄く感じる。

正直者が馬鹿を見るような世の中はいけないと思う。!

最後に、
ほぼ日の糸井重里のコラムから引用しておく。

【引用】

「ほぼ日」の商品は、価格設定も世間の相場より高めな印象があります。それはつくっている人に対して、報いたいといった思いがあるのでしょうか。

ぼくらはつくっている人に、「もっといっぱい注文するから、安くしろ」みたいなことをあんまり言わないんです。だから、たくさん売れたら、工場の人も儲かります。

本当はそういうビジネスをどんな企業もやりたかったはずなんですよ。でも、ちょっと油断すると、「もっとまけろ」みたいなやり方に走りますよね。そうなると、たとえば下請けをしている人たちを仲間だと思えなくなっちゃうんです。だんだん敵に見えてくる。

ものを買う人が、「もっと安ければ買うのに」っていうときって、たとえ安くても買わないですよ。それは自分のことを考えてみれば、よくわかるけれども。

「こっちのほうが5円、安いから買う」という場合、それは単なるゲーム感覚ですよね。その5円って、もし道に落ちてても、拾わないかもしれない5円でしょう。

ぼくらは、本当にほしいものを、人を困らせるんじゃない値段で買いたいという人と付き合いたいんです。「ほしくない」って思われたら、「そっかあ、ほしくないのかあ。ザンネン!」ってあきらめる(笑)。

【引用終わり】

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