以前の記事、
おじろく、おばさの記事
と、
労働時間と効率の記事
の続き。

要するに僕が言いたかったのはジョン・ヘンリーになるな!!ということ。
このの話をするならこのジョンヘンリーのエピソードははずせないと思ったのでここに記載しようと思う。
ていうか思い出したので。

John Henryとは、
アメリカ人なら誰でも知っているエピソードで、
逆に言えばアメリカ人以外にはあまり知られていないアメリカ開拓時代の労働者階級の英雄のこと。 
その反面、 ジョン・ヘンリーは技術の進歩についていけなかった人の象徴として語られ、以下の動画を見ると、時に嘲笑の対象にもなる。

 

この動画の1:40のところから語られるベニチオ・デル・トロの意見と僕は同意見だ。
ジョンヘンリーは開拓時代、鉄道の線路の枕木を敷く、優れたハンマー使いの職人だった。しかし、鉄道会社は蒸気で枕木を敷く機械を導入。
それに対し、「機械なんかに負けてたまるか!」と、
自身と仲間の職を確保する為もあり、ジョンヘンリーは機械と線路を敷く勝負をした。
勝負は二日間にわたり行なわれ、最後に釘一本の差でジョンヘンリーが勝った。
しかし次の日、ジョンヘンリーは心臓麻痺で死んだ。

ジョンヘンリーのエピソードについては諸説あるが、
とにかく僕が言いたいのは、そういう田舎者の奴隷みたいなくだらない意地をはるな!と言っているのだ。
そうなるべきじゃない!と。

例えば現在で言えば、twitterやフェイスブックをビジネスで活用しようとしない田舎者がこれに相当する。
それは例えて言うなら、例えば政治家が、
「私はマイクや拡声器が嫌いだから地声でやる!!」と言って、
地声で喉を枯らして選挙演説をしているようなものだ。
それが如何にバカバカしいこだわりであり、かつ、非生産的なことかわかるだろう。
使えばいいのだ!そんなものは普通に。

新しい技術に対して気負ったり必要以上に構えたりして、導入を遅らせている企業、組織になるな!と。
そういうバカになるな!と。
ベニチオデルトロが言わんとしている事も大体そういうところだ。

Harry Belafonte - John Henry


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