まだ昨日書いた「ひろぶろ閉鎖について その2」の件が収まっていません。
そしてそのひろぶろが見れないままだ。
とにかく、今回はそのひろぶろ閉鎖についての原因の考察の中でも引用した、
映画「グッド・ウィル・ハンティング」について、更に詳しく紹介したいと思う。
とは言え、映画的には僕はそんなに面白い作品とも思えず、なので5満点中、星2つ。
詳しくは以下から。↓↓
映画
グッド・ウィル・ハンティング ★★
ロビン・ウィリアムス (出演), マット・デイモン (出演), ガス・ヴァン・サント (監督)
スラムに生まれた類稀な天才の話。
その天才がどうにもその才能を活かそうとしていないが故に巻き起こる周りの人間の葛藤。実は全体を通して、この話はいろんな意味で「中二病」的なところがある。
ちょっと変わったテーマの映画で、それについては良いと思うが、
映画としてはあまり見所もなくつまらない退屈な映画。
テーマは良いと思うが・・・。
天才的な才能を持っているが、中二病も発病していて、
その才能を活かさない事に何の疑問も持たない主人公。
確かに、人がどう生きようと勝手だ。
天才だからといって、その才能を活かさないで生きるのも自由だ。
しかし、それは周りで見ているものにとってはたまらないストレスとなる。
この映画は、映画の中後盤、正確には1時間41分のビルの解体現場のシーンのところで、ベン・アフレックが主人公に対して言うセリフが全てを物語っていると思う。
これがこの映画の全てを表している“肝”なので、少しココに抜粋しておこうと思う。
「20年経ってお前がここに住んでたら俺はお前をぶっ殺してやる。
お前は俺たちとは違う。お前は自分を許せても俺は許せない。
俺は50になっても工事現場で働いていてもいい。
だがお前は宝くじの当たり券を持っていて、それを現金化する勇気がないんだ。
お前以外の皆がその券を欲しいと思ってる。
それを無駄にするなんて俺は許せない。」
実はこれと似たような問題が、村上春樹の「ノルウェーの森」の中にも出てくる。
ギター弾きの中年女性の独白の小話。
それは、「天才なんだけど、系統立てた訓練などが出来ず、結局その才能を活かせない人の話。」
興味のある人はそちらも読んでみると良い。
どちらも非常に言い当てている。
映画としてはさほど面白くないけれど、テーマは非常に良いと思う。
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