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2006年12月24日 更新
ディープインパクトの引退後 種牡馬でも巨大な富
第51回有馬記念で優勝したディープインパクト(4)=中山競馬場
スーパーホース1頭で、一体どれぐらいの金額を稼ぐのだろうか。
ディープインパクトは0歳時の2002年のセレクトセール(競り市)で、7000万円で落札された。
現役生活は14戦12勝、2着1回で獲得賞金は14億5455万1000円。
テイエムオペラオーの18億3518万9000円(26戦14勝)に次ぐ2位の獲得賞金を積み重ねた。
だが引退後はこの何倍もの数字が待っている。種牡馬となるだけで、
日本の競馬史上最高となる51億円(8500万円×60株)のシンジケートが組まれた。
しかも種付け料は破格。永久株60株以外の種付け料は1頭につき1200万円。
年100頭に種付けすると12億円。そのまま10年続けば120億円になる。
ディープインパクトの父で、
名種牡馬だったサンデーサイレンスの種付け料は
1頭1100万円(25億5000万円のシンジケート)から始まり、
産駒の大活躍で最高3000万円まで跳ね上がった。
一方で、初年度1500万円からスタートした欧州の名馬ラムタラの種付け料は、
産駒の不振で20万円まで下落し、今年英国へと買い戻された。
華々しく競走馬生活を終えたディープインパクト。
今後の種牡馬としての成績次第で、さらに巨大な富を呼び込むことになる。