キューポラ
丸天井。円蓋(えんがい)。ドーム。
屋根の上に設けた小塔。
または鉄を溶かし鋳物の溶湯を得るための溶解炉。
屋根から突き出たその姿は鋳物工場のシンボル的な存在で、
鋳物産業が盛んだった頃の埼玉県川口市にはキュポラが多く見られ、
映画『キューポラのある街』の舞台となっている。
実際に屋外から見えるのは単なる排煙筒であり、
キューポラ本体が屋根から突き出していると、炎や燃焼した細かいコークスが飛び散り、周辺の延焼の原因になる。
キューポラという言葉で、戦車の砲塔上部にある司令塔(コマンダーキューポラ)を指すこともある。
また、アメリカの鉄道においてかつて用いられていた緩急車カブースの上部に突き出した監視窓のこともキューポラと称していた。





