あるとき、1人の男が神託に、この町では誰が一番賢いか御伺いをたてた。
神託はソクラテスと出た。

これを聞いたソクラテスはすぐに町に出かけ、他の賢いという評判の人々を訪ねた。
けれども、この人たちがソクラテスの問いに満足に答えられないとわかると、
ソクラテスは、神託は正しいと認めた。

(ヨースタイン・ゴルデル「ソフィーの世界」より)