イノベーター理論

1962年にスタンフォード大学の社会学者であるエベレット・M・ロジャースによって提唱され、
特定様式が流行する過程において、その社会を構成するメンバーを分類したもの。

イノベーター(Innovators:革新者) 
新しいものを進んで採用するグループ。
彼らは、社会の価値が自分の価値観と相容れないものと考えている。全体の2.5% 

アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者) 
社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、
自ら情報収集を行い判断するグループ。
オピニオンリーダーとなって他のメンバーに大きな影響力を発揮することがある。全体の13.5%。 

アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者) 
ブリッジピープルとも呼ばれる。
新しい様式の採用には比較的慎重なグループ。全体の34.0%。 

レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者) 
フォロワーズとも呼ばれる。
新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。全体の34.0%。 

ラガード(Laggards:遅滞者) 
最も保守的なグループ。
世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。全体の16.0%。
中には、最後まで流行不採用を貫く者もいる。 


イノベーター理論