ルサンチマン

デンマークの思想家セーレン・キェルケゴールにより確立された哲学上の概念。
強者に対して、それをなしえない弱い者の憤りや怨恨、憎悪、非難の感情をいう。
この感情は自己欺瞞を含み、嫉妬や羨望から来る。

ニーチェによればルサンチマンの人とは、
単なる想像上の復讐によってその埋め合わせをつけるような徒輩であり、
ルサンチマンの人は非常に受け身的。

行動を禁じられて、その結果自身の無力を痛感している人なら誰でもルサンチマンに陥る。

の意