ニュースにて、
NHKや民間テレビ局などが、今話題の米国の動画投稿サイト「YouTube」に対し、投稿動画の削除要請を集中的に行い、この間に計2万9549のファイルが削除されたと発表した、との事だが・・・

来るべきユビキタス社会がどうとか、
WEB2,0の時代だからどうのこうのというような事を言い出すつもりはないのだけれど、これからのインターネットのあり方について、「動画の著作権」と言う視点から考えてみると、NHKなど日本のその他テレビ局がこの問題に目くじらを立てて血眼(ちまなこ)になってYOUTUBEにある動画の削除をしたって始まらないと思う。

何かそういった問題に対する視点を変えなければ”いたちごっこ”の様相を呈していくだけだと思うし、何処か時代錯誤な対策のような気がする。

かと言って、ではどうしたらよいのかと言う事も難しい問題で、ここで言っても始まらないが、インターネットと言う物が普及し、ネットワークを通じて様々なデータ、情報が自由に観閲出来るような時代になった時点で、こういった問題が来ることは目に見えていた事だと思う。
それを今更になって昔ながらの方法、概念で対処療法的に対処しても仕方がないのではないか?

例えば画像データと言う物は、「無断持ち出し禁止!」などと銘打たれていても、
事実上フリーであり続けてきた。

PCの性能が上がり、
大きなデータが自由に往来できるようになれば、当然、画像データのように殆どフリーで動画も観閲できるようになる「時代」になるのは必然のように思う。
そう。結局の話、これは「そういう時代になった」と言う事なのだと思う。
それに対して、NHKなどがとりあえずなのかもしれないが現在行っている削除要請という動きは、「時代」に逆らった事であり、どこか的外れな対策のように思えてならない。

これからの時代は、動画データも皆で共有していく時代、シェアしていく時代なのではなかろうか?
情報をシェアすると言うのは、人類の平和な発展にとって大きな意味があることだと思う。


この問題に対し、一番先頭を切ってヒステリックに削除要請をしているのはNHKのようだが、そもそもNHKなどは特に情報をアーカイブとして開示していくべき機関なのではないだろうか?


・・・ていうか、
僕がやり始めたもう一つのブログが、
せっかく更新しても削除されてリンク切れしてしまうため、
ムカついてこの記事書いただけですが・・。
特にNHKの番組が削除されちまうんだよね・・。
なんとかならんもんかなぁ〜

元々インターネットは、情報を繋ぐ脳の神経細胞の仕組みと非常に酷似していると言えるが、まず、YouTubeのような大きな情報のターミナルがあり、
その巨大ターミナルに小さなターミナルが繋がっており、
その小さなターミナルから更に末端に情報がつながっていくと言う様は生物の脳の仕組みそのもので、YouTubeに対して、そこから拾ってきた情報を紹介するサイトの存在意義は実に自然で必然的に出来ていると思う。

新しい対策を打つべき!と言うよりは、
何か新しい概念を皆が持っていくべき!という問題なのだろうと思う。
いたちごっこの対処療法は論外である。

来るべきユビキタス社会の為にもね・・。