あの爆風スランプのサンプラザ中野が最近ホメオパシーという代替療法の資格を取ったと言う事が一部で話題になったが・・、
それはともかく、
先日、大宮ソニックシティホール、国際会議場で行われたホメオパシー療法の講演会に行ってきた。
正直言うと、行く直前になんか面倒臭くなっちゃって、
行こうか、それとも・・どうしようかと迷っていた。
でももうお金も振り込んであったし、近いし、・・とにかく行ってみる事にした。
(ていうか迷ってないで行けよ!って感じなんだけど・・)
思っていたよりも大きな会場で参加者もたくさんいて、
そして講演内容も非常に良かった。
今回は主にスライドにて、皮膚病の症例を用い、
ホメオパシーがどのように効いて行くのかという事について勉強した。
とにかくホメオパシーの効果の凄さに改めて驚いた。
また、その理論体系も半端じゃなく深いもので、
かつ、納得のいくものであり、非常に興味をそそられ感心した。
いや〜行ってマジ良かった。
ー追記ー
講演者は由井寅子先生という、
名前も言動も非常にパワフルな物を感じる女性であったが、
パワフルなだけでなく、非常に聡明な方でなんか凄かった。
この方は本当に日本を救う方だと思ったし、
実際にそういう立場に立たされている方である。
この寅子先生のお話の中で印象に残った話がある。
ホメオパシーがこれだけ有効な療法にもかかわらず、
あまり知られていなかったり、
受け入れられない人がいたり実践を続けられなかったりするのは、
不思議とその人の人生のレベルのような物に関係していて、
ある程度のレベルまでその人が来ていないと、
こういう療法にそもそも出会わないし、
出合ったとしても続けていけなかったりする、とのこと。
これは僕自身もジャンルは違えど常に現場で感じていることだったので、
強く感銘を受けた。
僕が日々感じている思想、そしてこのブログでは詳しくは言わないが、
その”あること”は、
いくらこちらが上手に指導しても、
ある特殊な条件を満たしていなければ、
結局伝わらないし、その人は実践しないと言う不思議なジレンマを日々感じていた。
例えその療法や知恵が本物の英知であったとしてもだ・・。
これは本当に不思議で、
そのレベルにまで達した人だと、自然に分かったり無意識に実践していたりする事なのである。
だから自分のやっていることや役割がバカバカしくなる時がある。
自分はただの道しるべの道標であると考えているが・・。
今回の講演は目からウロコといった感じで、
点数をつけるなら100点満点中120点であったと言えよう。
しかし、受付のところで買った関連書籍は・・、
専門書なので1800円と高額の割には英訳(日本語訳?)が未だかつて見たことが無いほどトンチンカンな物で、
まったく日本語になっていない。レイアウトも他に類を見ないほど酷い。
ほとんど英語が出来ない人が一生懸命辞書を引きながら直訳したような稚拙な文章で、これには参った。
せっかくの良い本なのに・・、怒りと憤りすら感じた。
本来、英語でのその本の内容は、たぶんとても良い事が書いてあるのだろうという所ぐらいまでは推測できるのだが・・、
・・・・・。
酷い。酷すぎる・・。
この訳者は・・・。酷すぎる。
でも、実は、このブログでも以前紹介した「パワーかフォースか」という本も訳がうまくないような気がする。
まったく英語が出来ない僕がいうのもナンだが、
ああいう訳し方はセンスが無いと思う。
エハンさんはあれだけ日本語が達者なのになぁ・・。
ナンでああいう訳し方しちゃうんだろぅ・・?
これは英語が出来る出来ないなどはあまり関係の無い、言葉や、主に文章そのもののセンスの問題なのだと思う。
そしてこのセンスの有る無しは生まれつきの才能なのかもしれない。と思う。
普段文章を沢山読んでいるかどうか?という事も意外と関係ない。
つまり鍛えられる物ではない・・という事か・・?
また、その著者が理系の頭の人なのか文系の頭の人なのか?という事も意外と関係ない。
理数系の学者の本でも、分かりやすい本は分かりやすいからである。