メタ

「高次な−」「超−」「−間の」「−を含んだ」「−の後ろの」等の意味の接頭語。ギリシャ語から。

ある対象を記述したものがあり、さらにそれを対象として記述するものの事。

言語を記述する言語 - メタ言語
文法を記述する文法 - メタ文法
理論を解釈するための理論 - メタ理論
自己の認知を認知すること - メタ認知

例えば、WWW上の文章は主にHTMLによって記述されているが、
この場合、元の文章に対してHTMLがメタな言語であるといえる。

また、HTMLそのものは英語によって仕様が規定されている。
この場合、HTMLにとって英語がメタな言語であるといえる。


広義に、何かを取り込んだ何か、何かについての何か、といったものがメタと呼ばれる場合がある。
たとえば、小説をテーマにした小説や、映画をテーマにした映画などがメタな小説(あるいはメタ小説)、メタな映画などという風に言われることがある。
「小説内小説」「映画内映画」と言った入れ子構造のものの事。

の意